秋に弾いておきたい楽曲

本日は秋になると弾いてみたくなる楽曲について書いてみたいと思います。

数多の楽曲がある今日、選択基準も人それぞれとは思いますが、単純に思いつくものを2つ、三つめには本校講師が毎年今ほどの季節には練習を開始する楽曲のご紹介を致します。

1、小さい秋みつけた/中田喜直

サトウハチローの詩と共に、日本ではよく知られた童謡の一つです。哀愁漂うメロディが皆さんの心の中にも刻み込まれている事でしょう。複雑な構造の楽曲ではありませんが、ギターを使う場合にはギターソロでやるのか、弾語りでやるのか等に関連して何調で演奏するのかを少し考える事になるでしょう。

2、枯葉/Joseph Kosma

Joseph Kosmaによって作曲された、こちらも言わずと知れたシャンソン、そしてジャズのスタンダードナンバーです。特にジャズの録音では様々なアーティストによる様々なテイクが録音されており、枯葉一曲だけを探して聴いてみるだけでも長い秋の夜を楽しく過ごすのに事足りる事でしょう。上述のように様々なバージョンが存在しますので、どのバージョンなら演奏できそうかを考えてみたり、あるいはある程度楽器が弾けてコードの仕組み等が分かる方なら、原曲からどうアレンジして演奏するかを考えてみるのも楽しいと思います。

3、11月のある日/Leo Brouwer

こちらはクラシックギターの近現代の巨匠レオ・ブローウェルによるギターソロの為の楽曲です。クラシックギターに興味がある方以外では上述の二曲に比べると知名度は下がるかと思いますが、とても素晴らしい楽曲です。ギター教室に通って頂いているクラシックギターの生徒さんで「この曲を弾きたくてギターを買いました!」という方も時には居られます。メロディアスなマイナー調の前半、煌びやかで所々に技巧がキラリと光るメジャー調の後半で構成されます。ギター演奏者としても名手であるブローウェルの楽曲だけに「ギターで綺麗に響く工夫」も随所に見えるこの楽曲の楽譜は、クラシックギターを勉強される生徒の皆さんに一度は手に取って頂きたい一曲です。

10月、過ごしやすい気候の中、皆さんはどんな楽曲に取り組まれるのでしょうか?

ギターを手にして音楽を奏でたい方、さらには思い切ってギター教室に通おうと思われた方は是非お気軽に当校の体験レッスンにお越しください。

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秋のギター教室