「ギターを弾く」ことと「音楽を表現する」こと

本日はギターを弾くことと、音楽を表現することについて書いてみます。

ギターはとても指先の動きに集中して演奏できる楽器ですので、のめり込んで頑張る方ほど動きにも集中して「ギターを弾く!」事に夢中になります。

難しい曲や技巧的な曲、エレキギターだと目が回るような速弾きソロ等が出来た時には達成感や優越感に浸れるかも知れません。

それは楽しい事でしょうし上手く表現できているなら音楽だと思いますが・・・もし達成感や優越感が先に来てしまっているなら、音楽と言うよりは少しスポーツの楽しさに似ているかも知れないなと、私は思います。

少し観念的だったり抽象的に聞こえがちな話になってしまいますが、私達ギター弾きは勿論ギターを弾きますが、それは音楽を表現する為、というのが元々の目的だったと思います。

(よくある都市伝説的な話で「ギターを弾けるとモテる」から始めました、というのもありますが(笑)それも恐らくは音楽を表現してカッコイイと思われたいからですよね?)

頑張って小さな目標を達成していく内に・・・元々の目的を見失ってしまい、音楽を表現することがおざなりになってしまってはいないでしょうか?

今回は少し難しい話になってしまいましたが「ギターを弾く事」と「音楽を表現する事」の優先順位はとても大切です。

上手に音楽を楽しめる人は上手にギターを弾けます。

上手にギターを弾けるようになりましょうというよりは、よい音楽が奏でられるように私はレッスンをしていきたいと考えています。

Tsune

ギター教室